2012年5月1日火曜日

寝起きパジャマ、うつ病を考える。

おはようございます。

先日、新型うつの番組があったので、全部見てしまいました。
従来のうつの定義付けがなかった?ので、新型か従来型か分けづらいのですが、
新型は若者に多いそうですね。
ゆとり世代/競争心をあおるような教育を受けてないため打たれ弱い・
学校からも親からも“手のかからないいい子”“意欲を見せる子”がいいと評価され、
過保護に育てられた。
学校や親からウケのいい子を演じるため、“自分”を持っていない。
そのため、バイト先や会社で上司や先輩に言われるだけで、
相手を逆恨みしたり、過剰に落ち込んだりするわけですね。
しかも会社やバイトに行こうとすると気が進まず行けないものの、
会社を休職すると、飲み会や旅行に出掛けることは
まったく苦にならないので、怠け病だと言われやすんだそうです。
わたしはゆとり世代ではないけれど、
自分に近いものも感じます。

うちの店で休職している人は、そもそもゆとり世代ではないので、
これにぴったり該当するわけではないのですが、
はじめは休職中 旅行にも行っていたそうです。
ただ最近は 、人混みに出るのが嫌で、
あまり外出できなくなったそうで、
悪化してしまったのかなぁ??;という印象はありました。

休職を勧めたのはうちの店長だったので、
店長は、休職した方が彼のためになるかと思って勧めたけど、
まさか悪化するなんて、そんなつもりじゃなかった…と、
実は責任を感じていたことを知りました。

確かに、仕事に出てきているうちは、イヤでも人と接する仕事だし、
最低限のうつ状態で食い止めていたのかもしれません。
ただ、“一人 ”とカウントするには難しいほど
動きも緩慢で、店が回らない程だったのも事実でした。
だから店長も、店のこと、彼のことを考えて
休職を勧めたんだと思います。

テレビでは、うつ病で休職中の人の、
個々の特技を生かして、適材適所に配置する会社が紹介されていました。
例えば、集中力があり、パソコン入力が得意
という休職中の人を、各部署が受け容れられないか考えます。
そして、繁忙期だけでも入力を手伝ってくれると助かる…という
部署があれば、そこと面接して配置転換します。
その人の回復のためにも 会社のためにもなるので
良い事例だと思います。

うちの会社は皆無だね、と店長は言い切ってました。
店長も、営業的な数字に関わらないポジションに
換えてもらうよう勧めたんですが、
結局 うちの会社に数字に関わらないポジションなんてない!
という返答が人事や本社側からありました。
実際には、電算室や商品部などは、営業的な数字はない筈です。
そんなこと言っていないで早く復帰しろ と
無茶苦茶なことを言ってましたが、
それでも彼がなかなか復帰できないので、
いずれは退職勧告もするような話です。
つまり 堪えられなくなった人は辞めろと言わんばかりです。
実際、個人攻撃されてイヤになった人が追い込まれたり、
退職したりしています。
もう少し、社員のことを考えてくれる会社でないと、
会社ももたないし、個人も勤め続けられないと思います。

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