2009年6月10日水曜日

本【風が強く吹いている】


6月上旬、
わたしを睡眠不足にさせ、その一方で
気分転換になり、
なおかつテンションの支えになった本
【風が強く吹いている】
密かに映画化 漫画化もされているようです。

内容は、大学生が丁度10人で
箱根駅伝の“頂点”を目指す という単純なストーリー。

でも心情描写が素晴らしく、引き込まれました。

浮いた存在になりたくないから、
多数派と共に「うん」と頷いてしまう弱さ。

計算した上で明るい自分を演じてしまう不純さ。

もやもやしていて
何が不安なのかも解らぬまま
ただ焦りと共に走るだけ。。。。

登場人物のもつ人間味に共感し、
また 主人公の優れた人柄には
羨望と憧れを抱かせていただきました。

そうでなければ、誰が深夜の2時に鼻水垂らしながら
必死に選手を見守るのでしょう。

次が読みたい。

活字離れしたyoutubeバカにそう思わせてくれた本でした☆

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